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三陸鉄道株式会社の皆さん
三陸鉄道の物語はつづく
開業40周年を迎えて
今年4月に40周年を迎えた三陸鉄道。開業以来、地元住民の通勤・通学・通院の足として、また、三陸沿岸を訪れる観光客を乗せて走り続けてきました。代表取締役社長の石川義晃(よしあき)さん(写真中央)は40周年に際し「これまで続けて来られたのも、支えてくれるみなさんがいるからこそ。これからも公共交通機関としてみなさんのために走り続けます」と、感謝の気持ちを伝えます。
2024年は記念事業として「三陸鉄道巡回写真展」や「企画列車の運行」「記念商品の販売」を通年で行い、これまでの感謝と、これからも走り続けるというメッセージを伝えます。
2度の災禍を乗り越えて
1984年、日本で初めての第三セクター鉄道として開業した三陸鉄道。2011年の東日本大震災津波で全線運転不能に陥りながらも、その5日後に陸中野田―久慈間の運転を再開。復旧に向けて奮闘する三陸鉄道社員の姿は、復興のシンボルとして被災者を勇気づけました。しかし、2019年10月の台風19号で再び被災。度重なる被災にも諦めることなく復旧作業に励み、翌2020年3月、再び全線復旧を果たしました。
何度も大きな被害に見舞われながらその度、復旧してきた三陸鉄道は、全国の復興に取り組む公共交通機関に「最後まで諦めない」ことの大切さを伝えています。